企業内は、もともと人手不足
最近、人手不足が社会情勢的にピックアップされていますが、
実は企業内部では昔から「できる人に仕事が集まる」「できる人は、いつも忙しい」
という状態でした。
つまり、「できる人=企業内で頼りにされる人」は、ずっと工数不足でしたので、
この問題は古くて新しい課題だと見ています。
どんな業務でもそうですが、販促業務は何か新しいことをしようとすると
仕組みづくりが必要となります。
例えばマーケットに合わせて販売形態を変える。
お客さまの倉庫に在庫を預託したり、販売実績に応じたインセンティブ制にしたり、
会員だけが入れるwebショップを作ったり、と何でも新しいことをやろうとすると
以下の業務が発生することとなります。
1)マーケット調査 2)顧客ヒアリング 3)計画検討・フィージビリティスタディ
4)実行計画づくり(社内稟議/承認含む) 5)契約・規約作成/締結
6)クライアントとのスキーム構築 7)社内システム更新(販売SYS、在庫SYS等々)
8)更新した社内システム間連携 9)社外システムとの連動 10)運用
これらを「営業」「販促担当」と呼ばれる人がやっていたりすると、
その守備範囲は猛烈に広いこととなります。
その上、できる人(キーマン)は自分で契約やシステムの整合性や現状を調べて
「知ってしまう」が故に、「あの人が知っているから」と何でもかんでも
やらされることとなります。
そういう人は自分で工夫してITスキルを高めて(たとえばEXCELでマクロを組むとか、
パソコンのメモリを増設するとか)効率化・省力化を図ろうとすると、
「パソコンのトラブルはあいつに聞け」とさらなる仕事を招く悪循環で
キーマンはいつも忙しいという状態が発生することになります。
これは昔からの日本企業の特性ですし、今後もしばらくは続いていく現状だと見ています。
販促キーマンを支援
「営業」「販促担当」は売ることが仕事ですから、
実は上記に挙げた業務は本業ではありません。
上記の仕組みができてから、初めて本業の「売れるか売れないか」が
始まることとなります。大変ですね。
売るためには市場を知り、競合を知り、クライアントを知り、
そして何より自社製品/サービスを知らなければいけません。
そのうえで次々生まれる新しい販促手法を知り、取り組んでいく必要が
あるのですが、キーマンと呼ばれる人は会社内で限られています。
そういう方々の立場を知り、クライアント企業の製品・サービス内容を知り、
状況を把握して支援することができないだろうか、という発想から当社は
始まっています。
例えば各企業のキーマンの方が「LINE@」での販促手法を調べようとすると
それぞれが時間を作って調べなければいけませんが、
相談できる業者がその部分を代替して、自社に特化した使い方に消化して
持ってきてくれればその分ラクになるわけです。
さらにその資料が、稟議書の添付資料としてそのまま使えるものであれば
最高ですね。
当社ではそういう発想で業務を行っております。
コストと時間を掛ければいいものができるのは当然ですので、
なるべく小さく・早く回す仕組みを心がけるようにしています。
当社ではこの目的のために、小規模の組織ながら
要件把握/構成案構築/デザイン制作/webコーディング/
webマーケティングが回せる1セットの人員を揃えております。
もしご興味がございましたら、ぜひお気軽にお問合せくださいませ。
情報交換だけでも大歓迎ですので、どうぞよろしくお願いいたします。
たなべ えいじ